市場の機構
卸売市場は食料品の流通の中で、生産者と消費者を結ぶ仕組みです。
特に大量に消費される食料品においては、安全性はもとより安定供給が社会的な責務となります。
業種区分
開設者 | 株式会社長野地方卸売市場 長野県知事の認定を受けて卸売市場を開設し、市場全体の管理と業務の指導監督を行います。 |
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卸売会社 | 青果1社、水産物2社 開設者の許可を受け、県内および全国各地から出荷された荷を市場内で仲卸売業者や買受人に販売します。 |
仲卸業者 | 青果14社、水産物7社 開設者の許可を受け、市場内に分荷販売の店舗を持つ中間業者。卸売業者が行う取引に参加して商品を買い受け、荷分けしたり加工したりして買受人や買出人に販売します。 |
関連事業者 | 48社 開設者の許可を受け、市場内に店舗を持ち、卸売業者の取扱品目(青果物、水産物)以外の物品を販売。または、市場利用者に対してサービスを提供する業務を行います。 |
買受人 | 青果352人 水産物136人 開設者の承認を受け、仲卸業者と同様に取引に参加し、商品を買い受ける小売業者などです。(専門小売商、スーパー、生協、加工業者など) |
買出人 | 市場内の仲卸業者・関連事業者より商品を仕入れ、一般消費者に販売する小売商や大口需要者などです。(食堂、レストランなど) |